twitterはじめました。フォローはこちらから。

『長瀬産業』ってどんな企業?就活で気になる年収、待遇、事業内容を分析。

今回企業研究するのは『長瀬産業』です。就活を始めてからこの企業を知ったという人も多いでしょう。長瀬産業は化学品の専門商社です。一言に化学品と言っても取り扱う商材も顧客の業種もとても幅広いです。そんな長瀬産業の年収、待遇、事業内容を研究していきましょう。

長瀬産業の概要

  • 会社名:長瀬産業株式会社
  • 設立 :1917年12月9日
  • 代表者:朝倉 研二
  • 従業員数: 909名(連結 7,207名)
  • 平均年齢:41歳
  • 平均勤続年数:15.2年
  • 売上高(連結) 7,995億5,900万円(2020年3月期)

拠点は53カ国、120社あります。

従業員数は単独909名、連結7,207名です。「連結の従業員数」はグループ会社を含む人数です。長瀬産業には子会社91社、関連会社33社があります。

連結の売上高は7,995億円です。一人あたりの売上額は1.1億円です。ちなみに経常利益は118億円でした。一人あたりの経常利益は260万円になります。
単独の売上高は4481億円、一人あたりの売上額は4.9億円です。経常利益は98億円です。一人あたりの経常利益は1070万円です。
単独決算で見るとかなりの高利益率です。グループ会社の運用によるので一概には言えませんが、長瀬産業のビジネスはとても収益性が高いと考えられます。
一人あたりで割ると企業の収益力がわかりやすくなります。競合他社と比較して、企業の収益力の強さを計ってみてください。

平均年齢、平均勤続年数も長めで、人が辞めない働きやすい企業と言えます。

長瀬産業の年収、待遇

就活生が一番気になる年収、待遇の面を分析していきましょう。

就職四季報によると長瀬産業の平均年収は1,112万円(総合職平均)です。

平均年収が1000万円の大台を超えており、上場企業の中でも高水準です。ちなみに2021年度版の就職四季報では平均年収ランキング28位でした。給料に関しては文句ありません。

初任給は大卒総合職で¥250,000です。初任給だけで見ると他の大手企業とそこまで差はありません。残業手当は全額支給で、残業の月平均は14.6時間です。

総合職はもちろん海外配属ありです。海外志向が高い人にマッチした企業です。

長瀬産業の事業内容

長瀬産業の事業は多岐にわたっています。特に化学品は裾野がとてつもなく広く、業界も多岐に渡ります。有価証券報告書等から長瀬産業の事業内容を分析してみます。


長瀬産業は大きく5個のセグメントに分かれています。

機能素材加工材料 電子モビリティ・エネルギー生活関連 のセグメントがあります。
一つ一つ事業内容を分析してみます。

●機能素材セグメント
機能化学品事業とポリマーグローバルアカウント事業に分かれています。売上の割合は21%です。

  • 機能化学品事業
  • 商材:樹脂原料、樹脂、顔料、溶剤、塗料・インキ用添加剤、ウレタン原料、難燃剤、離型剤
  • 業界:塗料・インキ業界、ウレタン業界
  • 塗料の販売が主となるセグメントです。自動車製造に多く使われるため、自動車メーカー等が大手のユーザーです。
  • スペシャリティケミカル事業
  • 商材:石油化学製品、樹脂原料・添加剤、紙薬品、加工油剤原料、界面活性剤および原料
  • 業界:石油化学業界、樹脂業界、電子材料業界、半導体業界、油剤業界、界面活性剤業界
  • とても専門的な化学品を扱っています。半導体関連等の電子業界も大きなユーザーです。

加工材料セグメント
カラー&プロセシング事業とスペシャリティケミカル事業に分かれています。売上の割合は33%です。

  • カラー&プロセシング事業
  • 商材:顔料・添加剤、自動車補修塗料、デジタル印刷材料、染料、繊維加工剤、コポリエステル樹脂、機能性シート・フィルム、有機透明導電材料
  • 業界:製紙・感熱紙業界、コスメ・トイレタリー業界、OA電子機器業界、シート・フィルム業界、印刷・印刷材料業界、インキ・色素業界、繊維加工業界、自動車塗料業界
  • 情報印刷関連材料を扱っています。他には樹脂を扱っており、パッケージ用品の原料等も扱っています。
  • ポリマーグローバルアカウント事業
  • 商材:機能性樹脂、汎用樹脂、副資材、包装資材、合成樹脂関連製品・装置・金型
  • 業界:OA業界、電機・電子業界、家電業界、住設・建材業界、包装材業界
  • こちらは比較的わかりやすい商材を扱っています。ゲーム機器やOA機器に使われる樹脂を扱っています。

●電子セグメント
エレクトロニクス事業と機能樹脂事業と精密加工材料事業に分かれています。売上の割合は14%です。

  • 商材:ディスプレイ用光学材料、タッチパネル部材、変性エポキシ樹脂および関連製品、フラットパネルディスプレイ
  • 業界:電子部品業界、半導体業界、シリコンウェハー業界、ディスプレイ業界
  • スマホであったりカーナビであったりとディスプレイに関する製品を扱っています。

モビリティ・エネルギーセグメント(売上の割合:15%)

  • 商材:・自動車 内外装・機能部品向け汎用樹脂、エンジニアリングプラスチックス、
  • 業界:自動車業界、鉄道、航空機、宇宙機、小型モビリティ等のモビリティ業界、社会インフラ業界
  • 自動車の内装外装に使う樹脂や、ランプなどを扱います。

●生活関連セグメント
ライフ&ヘルスケア製品事業とフードイングリディエンツ事業に分かれています。売上の割合は15%です。

  • 商材:香粧品、医薬品、食品素材・食品添加物
  • 業界:医薬・医療・検査薬業界、香粧品業界、食品業界、健康食品業界、農産・水産・畜産業関連分野
  • 有名なものでいうとトレハロース、その他化粧品の素材等を扱います。

これら5つのセグメントが長瀬産業の事業です。化学品は素材であり、製造業の上流に位置します。そのため裾野がとてつもなく広く、関係する業界もかなり多いです。この裾野の広さが化学品の強みであり、特色です。自分の価値観と化学商社という事業内容がマッチしているか改めて考えてみてください。

まとめ

長瀬産業の企業分析を行ってきましたが、皆さんはどういう印象を持ちましたか?

特徴としては製造業の上流に位置しており関係する業界が広い海外でのビジネスチャンスが多い商社なので様々な商品の取り扱いがある年収が高いという感じです。

専門商社の中でも海外の割合が高く、海外志向の方にはマッチすると思います。

おすすめ度は星5です。この記事を見て長瀬産業に興味を持ったら是非企業説明会に足を運んでみてください!

就活情報は友人とシェアしよう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です