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就活しくじり先生〜俺みたいになるな!〜 私が就活失敗したときの話。

こんにちは!管理人のUCです。
私は就活に失敗しNNTで就活を終えた経験があります。
(その後、就活留年し今の会社に内定貰えました)

今回はその就活失敗した時のことを書こうと思います。
今、就活してる人は私の失敗談を反面教師にしてみてください。

平凡な大学生の就活

私が就活を始めたのは大学3年生の秋口でした。

その当時は大手企業は4月から面接解禁でした。
スケジュールとしては秋口に合同説明会、冬に企業説明会、ES提出、3月ごろから面接が本格化、ゴールデンウィーク前までに大手の選考終了みたいな感じでした。
今は6月面接解禁なので、2ヶ月前倒しのスケジュールと思ってください。

私のスペックはというと、

  • 100人のサークルの幹部
  • バイトはスーパーの品出し
  • 留学経験なし
  • TOEIC600点

という平均的なスペックです。

ちなみに学歴は都内国公立文系で、学歴フィルターに引っかかる大学ではないと思います。
学生時代に力入れたことは、サークルの運営でした。

正直目を引くスペックじゃありませんが、大半の大学生はこんなもんだと思います。

自己分析ができない。

就活生であった私はセオリー通り、自己分析から始めました。

自己分析の本を買い、その通りに自己分析を行おうとしました。

しかし私はその当時、やりたい仕事は何もありませんでした。
むしろ働きたくないと思っていました。
ただみんなが就活してるから自分もしようと思ってただけでした。

しかしプライドだけは高く、
無名企業には行きたくないみんなが知ってる有名企業に入りたい
と考えでした。

そんなこんなで自己分析の結果、

私の軸→有名企業に入りたい、年収は高い方がいい、仕事はキツくない会社がいい

と決まりました。

完全に就活舐めてます。
そんな不完全な自己分析を軸にエントリーをスタートしました。

業界関係なく大手企業を受けまくる日々

自己分析を終えた私はリクナビでエントリーする作業に入ります。

ここで私がエントリーシートを送った会社を記載します。

フジテレビ、テレ東、NHK、電通、読売新聞、朝日新聞、共同通信、時事通信、日経新聞、集英社、講談社、小学館、メディアファクトリー、スクウェアエニックス、京王電鉄、東急電鉄、京急電鉄、東京メトロ、小田急電鉄、西武鉄道、東京ガス、JR東日本、JR西日本、NTT東日本、ネクスコ東日本、三井不動産、凸版印刷、大日本印刷、トーハンその他

これらの会社の企業研究とES提出、会社説明会だけで2月3月を終えました。

このラインナップを見てどう感じますか?


見事に私の軸に沿った、有名企業で高年収の企業ですよね。

しかし業界を全く絞れていません。ただただ聞いたことある企業を受けてただけです。
一応マスコミが第一志望でしたが、マスコミの中でも業種を絞れていません。

結果は全て2次面接までで落ちました。

ESはほとんど通りましたが、一次面接で半減し、2次面接で全滅しました。

そして時だけは過ぎ、ゴールデンウィークに突入してました。

手持ちゼロへ

自己分析を満足に行わず、片っ端から有名企業を受けまくった結果、
3月までにエントリーシートを提出していた企業は全落ちしました。

ゴールデンウィークに手持ちがゼロになったわけです。

周りはちらほらと内定も出ていて、就活を終える友人もいました。
私の入っていたサークルで就活をしていた10人のうち、4人は内定持ち就活終了、3人は内定持ち就活継続、3人がNNTでした。
周りの友人が就活を終えて、卒業旅行の計画を立て始める中、私はまたゼロからの就活スタートです。

私は改めて企業説明会、ES提出を始めることになります。

しかしだいたいの大手企業は、既に募集を打ち切っていました。
受けたくてももう受けれる企業が限られているのです。

ようやく業界を絞る

ゴールデンウィーク後からまた改めてエントリーを始めました。

ここで私はようやく建築材関連のメーカー商社に絞って受け始めました。
業界研究を改めてしてみて、ようやく自分の興味がある業界を見つけることができました。

しかしタイムリミットは6月末です。更に大手は先行を締め切ってます。

そういう経緯で建築材料に関わる中堅企業を20社ほど受けました。

結果は全て内定に至りませんでした。

最初の頃よりは手応えあり最終面接まで行ったのが5社ありましたが、最終的には全てお祈りされてしまいました。

ここでタイムリミットの6月末が来ます。。。

就活留年という選択

私はNNTのまま、タイムリミットを迎えました。

もうほとんどの企業は採用活動していないため、私はそこで今年の就活を諦めました。
そして来年度改めて新卒採用に応募することに決めます。

そこからは地獄の日々です。

まず留年させてくれと親に頼み込みます。
学費を出してもらっていたので、あと一年50万払ってくれとお願いします。
私は母親しかいない母子家庭で、家計はとてつもなく苦しい状況でした。
しかし母は留年を許してくれ、なんとか学費を捻出してくれました。

次に卒論の指導教授に留年することを伝えました。
同級生は皆卒論の準備を始めていましたが、私は来年度、後輩に混ざって卒論を書くことを決めました。
当時の私にとってはかなり屈辱的で、恥ずかしい気持ちしかありませんでした。

また私は奨学金を借りていたのですが、奨学金は留年したら打ち切られます。
奨学金を生活費に当てていた私は、来年度の生活費のことまで悩むことになります。
(就活留年の場合、授業はほとんど取らなくなるのでその時間を全てバイトに当てました。)

そしてサークルの友人、後輩に就活失敗して留年するということを伝えました。
私の友人は皆優しいので、励ましの言葉しかなかったですが、プライドが高かった私には耐えられない屈辱でした。
一個下の後輩に混ざって就活すること、同回生が卒業旅行してる中、自分はバイトと就活準備してること。
すべてが恥ずかしく情けなかったです。

そんなこんなで1回目の就活は完全な失敗に終わります。

2つのしくじりポイント

当時を振り返り、私には2つのしくじりポイントがあったなと思います。

1個目は自分がどんな仕事をしたいのか真剣に考えていなかったことです。

有名企業で年収が高い会社ならそれでいいとしか考えておらず、働くということを全く真剣に考えていませんでした。
そのため志望動機もブレブレになってしまっていました。

2個目はどんな業界、企業があるのかを知らなかったことです。

私は自分が知っている業界しか業界研究していませんでした。
大手全落ちしてから、改めていろんな業界研究をして建築材料という分野に興味を持ちました。
もっと早くにこの分野を深掘りしていれば、どこかしら内定がもらえていたかもしれません。

皆さんは本当の意味で自己分析、業界研究、企業研究できていますか?

自分の軸を年収や企業のブランド力だけに置いてませんか?

業界研究の幅は狭まっていませんか?
今まで生きてきて接点のなかった業界の研究もしてみましたか?

思い当たる節がある人は、私のようなNNT予備軍です。

自己分析、業界研究、企業研究は面接対策よりも時間をかけるべきだと思います。

私のようにならないためにも、一生に一度しかない新卒という期間を真剣に取り組んでみてください!

2年目の就活も紆余曲折あるので、それはまた改めて配信したいと思います。

私の就活失敗体験記を読んでくださりありがとうごさいました。