今回企業研究するのは『シークス』です。
シークスはEMS(電子機器製造受託サービス)事業を核とした専門商社です。EMS業界では日本最大規模、世界15位に位置しています。商社機能とメーカー機能を持つのがシークスの特徴です。
そんなシークスの年収、待遇、事業内容を研究していきましょう。
シークスの概要
下記は当サイトで独自に調べたデータです。コーポレートサイト、各種就職ポータルサイト、就職四季報を参考にしています。
シークス株式会社 | |
設立 | 1992年 |
代表者 | 柳瀬晃治 |
売上高 | 1815億円 |
経常利益 | 44億円 |
社員数 | 11257名 |
平均年齢 | 35.6歳 |
平均勤続年数 | 7.8年 |
事業所 | ■国内/大阪、東京、名古屋、神奈川 ■海外/シカゴ、アーバイン、デュッセルドルフ、シンガポール、香港、台北、マニラ、東莞、 上海、バンコク、ジャカルタ、サンパウロ、フィリピン その他合弁会社等を含め約50拠点 |
去年の採用人数 | 11名 |
平均年収 | 665万円 |
大卒初任給 | 203800円 |
平均残業時間 | 26.9時間 |
3年後離職率 | 40%程度 |
社内制度 | ・財形貯蓄制度 ・持株会制度 ・独身寮(男性)、社宅 ・リゾートクラブ ・レクリエーション活動の補助 |
一人あたりの売上 | 0.16億円 |
一人あたりの経常利益 | 39万円 |
業種 | 卸売業 |
メイン商材 | 電子部品 |
セグメント | 日本 中華圏 東南アジア 欧州 米州 |
コーポレートサイト | https://www.siix.co.jp |
シークスは、東証一部上場企業です。
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一人あたりの売上、利益ともに低く収益性は低い企業です。
特に2018年から利益率が悪化しており、収益性が年々低くなっています。ただ2022年の経常利益はある程度回復する見込みです。
一人あたりで割ると企業の収益力がわかりやすくなります。競合他社と比較して、企業の収益力の強さを計ってみてください。
一般的に上場企業の一人あたりの経常利益額は100〜200万以上あれば良いと言われています。
平均年齢は高く、平均勤続年数は一般的だと思います。
シークスの年収、待遇
就活生が一番気になる年収、待遇の面を分析していきましょう。
有価証券報告書によると
平均年収は665万円です。
他の企業と比較して年収は平均的です。
ちなみに上場企業の平均年収が630万円、民間企業の平均年収が430万円、国家公務員の平均年収が680万円です。参考にしてください。
初任給は大卒総合職で¥203800です。初任給だけで見ると他の大手企業と変わらない水準です。
残業の月平均は26.9時間です。
女性の採用について
シークスの女性の採用、待遇について研究します。
21年度入社の新入社員のうち、男性6名、女性5名です。
新卒では総合職のみ採用しており、女性の総合職採用もあります。女性の総合職採用の割合も多いです。
男女別従業員数は男性89名程度、女性116名程度です。
全役職者37名のうち女性役職者は6名です。
データを見ると、女性社員の割合は高いですが、女性役職者比率も低いため女性が働きやすい会社とは言えません。
データは就職四季報女子版を参考にしています。女性の就活生のためのデータがたくさん載っていますので是非こちらから購入してください。
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まとめ
シークスの企業分析を行ってきましたが、皆さんはどういう印象を持ちましたか?
年収は平均的で、残業も比較的多く、3年後離職率も低くないため、ホワイト企業だと堂々とは言えない企業かと思います。また利益率の悪化も懸念材料です。
ただし海外比率がとても高く、海外で仕事したい方にはマッチする企業です。海外志向の方には比較的おすすめです。
個人的なおすすめ度は星2です。この記事を見てに興味を持ったら是非企業説明会に足を運んでみてください!
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