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『伊藤忠エネクス』ってどんな企業?就活で気になる年収、待遇、事業内容を分析。

今回企業研究するのは『伊藤忠エネクス』です。

伊藤忠エネクスは伊藤忠グループの中核企業でエネルギーの商社です。

そんな伊藤忠エネクスの年収、待遇、事業内容を研究していきましょう。

伊藤忠エネクスの概要

下記は当サイトで独自に調べたデータです。コーポレートサイト、各種就職ポータルサイト、就職四季報を参考にしています。

伊藤忠エネクス株式会社
設立1961年
代表者岡田 賢二
売上高8,182億円(2020年度 )
経常利益85億円(2020年度)
社員数644名(2020年3月現在)
平均年齢40.8歳
平均勤続年数13.4年
事業所北海道、宮城、東京、愛知、大阪、広島、福岡
ほか全国各地
去年の採用人数30名
平均年収914万円
3年後離職率7.4%
社内制度従業員持株会、積立貯蓄制度、確定拠出年金、社内融資制度
子女育英金制度、見舞金制度 など
対象者には寮または社宅貸与あり
一人あたりの売上12億円
一人あたりの経常利益約1300万円
業種卸売業
メイン商材石油・ガス
セグメントホームライフ部門
カーライフ部門
産業ビジネス部門
電力・ユーティリティ部門
コーポレートサイトhttps://www.itcenex.com/ja/

伊藤忠エネクスは、東証一部上場企業です。

一人あたりの売上、利益ともに高く収益性が高い企業です。

一人あたりで割ると企業の収益力がわかりやすくなります。競合他社と比較して、企業の収益力の強さを計ってみてください。

一般的に上場企業の一人あたりの経常利益額は100〜200万以上あれば良いと言われています。

平均年齢、平均勤続年数は一般的だと思います。

伊藤忠エネクスの年収、待遇

就活生が一番気になる年収、待遇の面を分析していきましょう。

有価証券報告書によるとの
平均年収は914万円(総合職平均)です。

他の企業と比較しても年収はかなり高い部類です。エネルギー商社の中でも高水準です。

ちなみに上場企業の平均年収が630万円、民間企業の平均年収が430万円、国家公務員の平均年収が680万円です。参考にしてください。

初任給は大卒総合職で¥232,000です。初任給だけで見ると他の大手企業と特に遜色はありません。

残業手当ありで、残業の月平均は15.4時間です。

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女性の採用について

伊藤忠エネクスの女性の採用、待遇について研究します。

20年度入社の新入社員のうち、男性19名、女性11名です。

新入社員は全て総合職での採用になります。総合職は転勤ありです。

男女別従業員数は、男性が500名程度、女性が120名程度と男性の割合が多いです。

全役職者192名のうち、女性役職者は2名と女性役職者は少ないです。

データを見ると、女性従業員数の割合は少なく、管理職もほとんどが男性なので、女性が働きやすい職場とは言いにくいです。

データは就職四季報女子版を参考にしています。女性の就活生のためのデータがたくさん載っていますので是非こちらから購入してください。

伊藤忠エネクスの事業内容

伊藤忠エネクスの商材はエネルギー(石油、ガス)です。公表している資料から事業内容を読み解きます。


伊藤忠エネクスは4つのセグメントがあります。

ホームライフ部門、カーライフ部門、産業ビジネス部門、電力・ユーティリティ部門です。
一つ一つ事業内容を抜粋します。

※青色ボックス内は全てコーポレートサイト抜粋です。

ホームライフ部門

事業領域:家庭用・業務用のエネルギー、人々の豊かで快適なくらしのご提案

主な取扱製品・サービス:LPガス、家庭用スマートエネルギー機器、都市ガス、電力、産業用ガス、快適生活のご提案

主な配給先:全国の家庭150万軒、法人需要家、販売店2,700店

事業形態:小売販売及び卸売販売

ホームライフ部門の強みは、LPガス事業で培ってきた強固な顧客基盤です。
加えて、一度契約すると継続し顧客は固定化され、定期的な収入源となるほか、物流・ 保安機能も有するという優位なBtoCモデルであるうえ、参入障壁も高いなど、稀有な事業形態でもあります。
今後の成長に向けては、これらの基盤をどう活かしていくかが非常に重要です。
既存顧客に対していかにベネフィットを提供するかはもとより、こうした強固な事業基盤に「仕組み」を乗せて、稼ぐ力を強化していくことで、環境変化の激しい中、「新時代の事業展開」を推進していきます。

カーライフ部門

事業領域:石油製品からクルマ、電力など、快適なカーライフのご提案

主な取扱製品・サービス:ガソリン、灯油、軽油、電気、自動車、レンタカー、生活・車関連商品サービス

主な供給先:系列CS約1,700店

事業形態:小売販売及び卸売販売

海外展開:グアム、パラオ

カーライフ部門は、地域の人々の快適なくらしを支えていくため、それぞれの事業において、機能の向上と価値の創出に努めています。
当社グループがこれまで築きあげてきた地域ネットワーク基盤を生かし、地域の生活インフラを担う拠点として、新たなCSモデルを構築していくなど、これまでの形態にとらわれない新しいビジネスモデルを構築することが当部門のミッションであると認識しています。

産業ビジネス部門

事業領域:産業用エネルギー

主な取扱製品・サービス:ガソリン、灯油、軽油、重油、LPガス、AdBlue®、アスファルト、船舶用燃料、石油製品輸出入、ターミナルタンク賃貸、石炭灰リサイクル、スロップ回収・リサイクル

主な供給先:法人3,500事業所、国内道路会社、海運、官公庁

事業形態:小売販売及び卸売販売

産業ビジネス部門は、あらゆる産業の基盤を支えていくため、それぞれの事業において、機能の向上と価値の創出に努めています。
環境意識の高まりに伴い、AdBlue®販売事業や天然ガス由来の軽油代替燃料であるGTL燃料、船舶から回収した廃油をリサイクルし、再生油として販売するスロップ・再生油、当社グループの火力発電所から排出される石炭灰を再利用して販売するフライアッシュ事業など、環境関連事業は存在感を高めています。
今後も環境関連ビジネスの拡大と新たな事業領域への進出を積極的に進めていきます。

電力・ユーティリティ部門

事業領域:省エネと快適性、経済性を追求した発電、需給調整から電力販売、地域熱供給

主な取扱製品・サービス:電力、蒸気、熱供給、 総合エネルギーサービス

主な供給先:法人、個人、電力会社、オフィスビル・商業ビル

事業形態:発電、需給、販売の垂直統合モデル

電力・ユーティリティ部門の強みは、発電から販売までの自社一貫体制に加えて、当社の顧客基盤[系列CS拠点・LPガス販売店]を通じた電力販売機会に恵まれていることが挙げられます。
例えば、ガスや石油を扱っているだけでは接点のなかった大手企業との提携や協働する事例がすでに多数生まれており、他部門への展開も含め、新たなビジネスチャンスの獲得につながっています。
今後は、すでにシフトしつつある低圧領域を強化すべく、地場に根ざした顧客基盤を持つ企業との連携やデジタル化の推進によって、お客様が契約切り替えしやすい仕組みづくりに注力していきます。

まとめ

伊藤忠エネクスの企業分析を行ってきましたが、皆さんはどういう印象を持ちましたか?

年収が高く、平均勤続年数も短くない企業のため、社員の待遇は良い企業だと思います。

専門商社ですが、海外比率は少なく国内事業メインの企業です。国内志向の方にはマッチする企業だと思います。

個人的なおすすめ度は星5です。この記事を見てに興味を持ったら是非企業説明会に足を運んでみてください!

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