今回企業研究するのは『国際紙パルプ商事』です。
国際紙パルプ商事は、紙・パルプ分野の専門商社として連結売上高世界トップクラス(2020年3月期)を誇り、2021年3月末地点で45か国・133都市・150拠点に展開しています。
そんな日本紙パルプ商事の年収、待遇、事業内容を研究していきましょう。
国際紙パルプ商事の概要
下記は当サイトで独自に調べたデータです。コーポレートサイト、各種就職ポータルサイト、就職四季報を参考にしています。
国際紙パルプ商事 | |
設立 | 1924年 |
代表者 | 栗原正 |
売上高 | 2531億円 |
経常利益 | -58億円 |
社員数 | 660名 |
平均年齢 | 42.7歳 |
平均勤続年数 | 18.1年 |
事業所 | 【国内】東京・大阪・名古屋・福岡・京都・仙台・札幌 関連会社 【海外】上海・香港・ロサンゼルス・シンガポール・バンコク・ オーストラリア・パリなど92社 |
去年の採用人数 | 6名 |
平均年収 | 656万円 |
大卒初任給 | 221000円 |
平均残業時間 | 17.2時間 |
3年後離職率 | 20%程度 |
社内制度 | ・諸制度 育児・介護休業制度、財形貯蓄精度、持株会、 退職金制度、永年勤続表彰制度、 独身寮 ・厚生施設 木曽駒保養所 ・厚生文化活動 クラブ活動:野球部、テニス部、サッカー部、 マラソン部、写真部、華道部、園芸部など 社内旅行、 ビアパーティーなどを各店ごとに実施 |
一人あたりの売上 | 3.83億円 |
一人あたりの経常利益 | -879万円 |
業種 | 卸売業 |
メイン商材 | 紙、紙板、パルプ |
セグメント | 国内卸売 不動産賃貸 その他 |
コーポレートサイト | https://www.kppc.co.jp/ja/top.html |
国際紙パルプ商事は、東証一部上場企業です。
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一人あたりの売り上げは高いですが、利益がマイナスになっています。ただこの赤字は2021年度のみなので基本的には収益性が高い企業です。
一人あたりで割ると企業の収益力がわかりやすくなります。競合他社と比較して、企業の収益力の強さを計ってみてください。
一般的に上場企業の一人あたりの経常利益額は100〜200万以上あれば良いと言われています。
平均年齢、平均勤続年数は一般的だと思います。
国際紙パルプ商事の年収、待遇
就活生が一番気になる年収、待遇の面を分析していきましょう。
有価証券報告書によるとの
平均年収は656万円です。
他の企業と比較して年収は一般的です。
総合職だけの平均年収だと、743万円とのことで、比較的高い水準です。
ちなみに上場企業の平均年収が630万円、民間企業の平均年収が430万円、国家公務員の平均年収が680万円です。参考にしてください。
初任給は大卒総合職で¥221,000です。初任給だけで見ると他の大手企業とほぼ同じ水準です。
残業の月平均は17.2時間です。
女性の採用について
国際紙パルプ商事の女性の採用、待遇について研究します。
21年度入社の新入社員のうち、男性5名、女性2名です。
新卒では総合職しか採用しておらず、女性の総合職採用もあります。ただし男性と比べて人数は少ないようです。
男女別従業員数は男性500名程度、女性250名程度です。
全役職者162名のうち、女性役職者は3名と女性役職者は少ないです。
データを見ると、女性役職者は少なく、また新卒採用も男性の方が多いため女性が働きやすい会社とは言えません。
データは就職四季報女子版を参考にしています。女性の就活生のためのデータがたくさん載っていますので是非こちらから購入してください。
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まとめ
国際紙パルプ商事の企業分析を行ってきましたが、皆さんはどういう印象を持ちましたか?
年収は比較的高く、平均勤続年数も短くない企業のため、社員の待遇は良い企業だと思います。
専門商社ですが、海外卸売のセグメントもあり、海外で働けるチャンスがある会社です。
(海外事業はグループ会社で行なっているようです。)
国内志向、海外志向の方のどちらにもマッチする企業だと思います。
個人的なおすすめ度は星4です。この記事を見てに興味を持ったら是非企業説明会に足を運んでみてください!
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